遺書手紙日記

覚書、或いはTLを汚さないための長文

眠ると明日が来るが、眠らなくても明日は来る

そうか、もうすぐ一週間も放置するところだったのだな。

といっても今日だってさほど書くことなんてない。

 

ずっと思っていることがある。

夜更かしするととてもつらいのに、それでも夜更かししてしまう理由。

つまり、寝ると明日が来るから、怖いのだ。この2つがセットになっていて、だから寝たくないのだ。

でも冷静に考えればわかることだが、寝なくたって明日は来る。寝ようが寝まいが明日が来るなら、少しでもマシな明日を迎えられるように生きるのが正解というものではなかろうか。

ここにも認知のゆがみが起きている。

 

先日、泣きながら8キロの距離を走っていた。

大の大人が、みっともなく泣き喚きながら、どったばったと体を蹴り進めている。どう見てもキチガイ精神障害者かといった様子だっただろう。

しかしまあ、なにせとっぷりと日の暮れた農道である。田植えも終わって、そんな時間にはもはや誰もいやしない。いたところでぼくから見えなければ、それはいないのと同義だから、やはり誰もいなかったに違いない。

泣きながら、走りながら、何を叫んでいたのかといえば、母への謝罪だった。

おかあさんごめんなさい。おれなんてうまれなきゃよかった。はやいうちに死んでおけばよかった。存在するんじゃなかった。生きてるべきじゃなかった。死ぬべきときを見誤った。生まれてきてごめんなさい。存在してごめんなさい。生きててごめんなさい。

 

母は善良な人間だ。そして苦労人だ。

たまたま運悪くクズみたいな男に引っかかっただけの人間だ。

いろんな辛苦もあっただろうし、いろんな艱難もあっただろう。色々言われただろうに、その男と離婚して、子供二人を育てて、60近くなった今でもまだ寄生してる長男の面倒を見てる。なんてしんどい人生なんだろう。

可哀想だ。

気の毒だ。

そこまで頑張って回したガチャが、片方大外れだったなんて。

弟しかいなければ。俺なんていなければ。そうすれば、もうちょっとだけ平穏な人生を送れてただろうに。

 

 

 

……いけない、寝よう。

明日もお仕事あるんだから。